2016年11月2日
昨日ご紹介した浄土真宗のタブー。
前回は『六曜や占い等に惑わされない』という事をご紹介しましたが今回ご紹介するタブーは
『お線香は立てない』です。
これは浄土真宗古来の作法の名残です。
現在の線香は江戸時代に作られたものですが、それ以前は抹香といい粉末状のものを使っていました。
この抹香を香炉の灰に線状に埋めて端に点火するというのが線香が出来る以前の作法でした。
この作法の名残で線香を香炉に合わせた長さに折り、折った全てに点火して寝かせて供えるのです。
尚、点火した際の火は息を吹きかけて消してはいけません、手で風を送るなどして消しましょう。
また、お葬式等の焼香の際に香を手に取り、額の前に押し頂いている光景を目にした事があるという方も少なくないと思いますが、浄土真宗ではこれもタブーです。
浄土真宗での焼香は
御本尊に一礼し、香をつまんでそのまま香炉にくべます。この時浄土真宗本願寺派では1回、大谷派では2回香をくべます。
葬儀の場などで知っておいて損のない知識ですので頭の片隅にでも覚えておいて頂ければ幸いです。