仏壇の修理・修繕・クリーニング

浄土真宗3

先日から浄土真宗のタブーについてご紹介していますが、今回は第3弾。
今回ご紹介するタブーは
『御仏壇に故人の写真や他宗の仏像等を入れない』です。
親鸞聖人の書に
 弥陀の浄土に帰しぬれば すなわち諸仏に帰するなり
 一心をもちて一仏をほむるは 無碍人をほむるなり
とあります。
これは
阿弥陀一仏を信ずれば、あらゆる仏方を信じることになります。弥陀だけを信じ、弥陀一仏を褒めたたえることが、一切の諸仏(無碍人)を信じ、たたえることになる、
という意味です。
弥陀一仏だけを信じて念ずれば救われるという教えですから阿弥陀仏以外のもの、つまり他宗の仏像はもちろんですが、故人の写真もお仏壇内に入れて拝むのは間違っているという事です。
なので、故人の写真を飾られる場合はお仏壇の真上を避け、位置をずらした左右の長押等に飾られるのが良いですね。

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