2026年1月16日
今回は、長野県東筑摩郡にお住まいのお客様より、唐木仏壇の修理のご依頼をいただきました。
ご依頼いただいたご夫婦は、お若いながらも、ご健在のご両親の想い、そしてご先祖様への敬いの心をしっかりと受け継ぎたいとのことで、今回の修理をご決断されました。その真摯なお気持ちに、私ども職人も心を打たれ、しっかりとお応えしたいという想いで作業に取り組ませていただいております。
お仏壇は長年のご使用により、全体に経年劣化が進んでおり、木部の傷みや艶の失われた箇所が多く見受けられました。今回は「唐木仏壇の完全修復」として、分解・木地補修・再塗装・金具の再調整など、基礎からしっかりと手を入れてまいります。
また、装飾のひとつである**欄間の紋座(もんざ)**も、時間と共に細部の傷みや彩色の剥がれが見られましたので、こちらも丁寧に修復し、本来の美しさを取り戻すよう努めます。
大切なお仏壇が、次の世代へと安心して受け継がれていくよう、心を込めて一つひとつの工程を進めてまいります。

